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ミス・サイゴン

6年ぶりに「ミス・サイゴン」を見てきました!

ミス・サイゴン

先日、ミュージカル『ミス・サイゴン』を帝国劇場に妻と2人で観に行ってきました!6年前、鈴木通信第65号(2016年11月発行)でも『ミス・サイゴン』を観に行ったことをご紹介させていただきました。

私は普段、同じ作品を2度観に行くことはないのですが、前回観たときにとても素晴らしかったことと、今回『ミス・サイゴン』が日本初演30周年の記念公演ということで、改めて観に行くことにしました。

『ミス・サイゴン』のあらすじを簡単にご紹介いたします。1970年代のベトナム戦争末期、戦争孤児の少女キムがアメリカ兵クリスと恋に落ち、永遠の愛を誓いながらも戦争によって引き裂かれてしまいます。クリスは帰国しアメリカ人のエレンと結婚。キムはクリスとの間に生まれた息子タムを育てながらいつの日かクリスが迎えに来てくれることを信じ、逃れたバンコクで懸命に生きていました。
そんな中、タムの存在を知らされたクリスはエレンとともにバンコクに向かい、そこで・・・。

ちなみに、メインどころの役はトリプルキャスト(公演期間中、3人の俳優が同一の役を交代で演じます)だったりするのですが、今回の『ミス・サイゴン』では、そのエンジニア役に市村正親さん、キム役に高畑充希さんが名を連ねていました。私はどちらかというと、ストーリーに没頭したいタイプです。有名な役者さんだと、どうしてもそちらに気がいってしまい、ストーリーがそっちのけになりがちになるので、あまり有名でない役者さんが配役されているほうが好きです。

でも今回は「市村正親さんと高畑充希さんの組み合わせで観たい!」という妻の強い希望でその組み合わせの8月5日(金)に観劇をしました。予想通り、お二人の演技は素晴らしく、2回目の観劇にもかかわらずどっぷりストーリーに没頭できました。おそらく6年前に一度観劇してストーリーが頭に入っているので、より深いところに意識を向けることができたのだと思います。

改めて素晴らしいミュージカルだと感動しながら帰路につきました。

実は、私どものお客様にお嬢様がロンドンで日本人として初めて『ミス・サイゴン』の舞台に立ったミュージカル女優の方がいらっしゃいます。先日たまたま帰国されていたときに『ミス・サイゴン』を観たお話をさせていただきました。パンフレットをお見せすると、そこに名前が記載されていた欧米人の監督や演出に外国人のほぼ全員を知っておられました。やっぱりすごい方なんだなぁと改めて思いました。

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