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公衆電話ボックス

事務所近くの電話ボックスで

皆様、いきなりですが最近、公衆電話ボックスを見かけたことはありますか?
おそらく気を付けて見たりはしませんよね。

公衆電話ボックス

携帯電話の普及によってどんどん撤去されているようですが、数年前までその設置基準が市街地では従来の500メートル四方に1台だったところから、2km四方に1台に変更されました。
また、NTTは2022年度から毎年7000~9000台の公衆電話を撤去し、2031年度までに約7万9千台を削減する方針のようです。

かなり減っている公衆電話ですが、なんと当社の裏の公園近くに電話ボックスが残っているんです!その電話ボックスで先日、こんなことがありました。

私は毎朝5時すぎに看板犬のラブラドールレトリバーのオパールと一緒に当社の周辺や公園を散歩しています。その日も散歩をしていると、電話ボックスの前に1台の軽自動車が停まり、人が出てきました。こんな朝早くに何だろう?公衆電話を使う人?携帯電話を持っていないのかな?などと考えながら公園の中から遠巻きに見ていました。すると、男性は車から掃除道具を一式取り出し、電話ボックスを掃除しはじめました。

ボランティアの方なのか?それとも、NTTから委託された業者なのか?と疑問に思いながらネットで調べてみたところ、NTTグループのテルウェル東日本という会社が非常時に備え、いつでも公衆電話が使えるようにとメンテナンス業務をしていることが分かりました。

早朝だったこと、車にNTTなどの社名やマーク等がなかったので、点検や掃除をしてくださる方とは思いもよりもませんでした。

そういった方々のおかげで、非常時に問題なく使えるのはすごく有難いことだと思いました。日本の人たちが安心安全に暮らしていけるように、私たちが気づかないところで仕事をしてくれている方がたくさんいらっしゃいます。

私たちが普通に生活できているのは、その方々の頑張りがあるからだと思います。

そのような頑張りを垣間見れたほっこりする朝の散歩でした(^^)

 
何年も前のことですが、私は都内の駅でカウンターに並べてあった緑の公衆電話を掃除しているところを見たことはあります。
ただ、公衆電話ボックスが掃除されているところを見たことはなく、今回初めて見ました。皆様はこれまで電話ボックスが掃除されている光景を見たことがありますか?私自身、今後の人生でおそらく見ることはないと思います。
使う機会が少なくなった公衆電話ですが、いつでもきれいに使えるようにと掃除してくださっている方々に感謝しております。

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