テレビを消してしまった自分を、恥ずかしく思いました!
歓喜と涙が交錯したイタリア ミラノ・コルティナ冬季五輪。皆様もご覧になったことと思います。2月22日に閉幕しましたが、連日たくさんの感動的なシーンに出会うことができました。今回の冬季五輪では、選手たちの努力が実を結び過去最多となる24個のメダルを獲得しました。
中でも私の心に強く残ったのは、フィギュアスケートのペア、「りくりゅう」こと三浦璃来選手と木原龍一選手の物語でした。
時差のため、多くの競技は深夜から早朝にかけて放送されていました。私は普段から早起きなので、テレビをつけるとちょうど彼らのショートプログラムが流れていました。金メダル候補と期待されていた2人が、リフトでまさかのミスをして5位発進。演技後、木原龍一選手が泣き崩れる姿を見て、素人ながらに「5位ではもう、優勝なんて無理だろうな」と、観ている私の方が先に諦めてしまったのです。
翌日の決勝、私はライブで観ることができる時間に起きていたのに、ダメだろうという気持ちが勝ってしまい、観るのをやめてしまいました。ところが、しばらくして、インターネットのニュースを見て驚きました。なんと、ショートでの「6.9ポイント差」という絶望的な点数差を跳ね返し、大逆転で金メダルを手にしたというのです。
一度どん底まで落ちた気持ちを24時間以内に立て直した精神力には、ただただ脱帽するしかありません。もしも私だったら、序盤に大失敗をした後に、最後まで強い気持ちで臨めるでしょうか? 自分自身に置き換えてみると、いかに彼らの「諦めない気持ち」が強いものだったかを感じずにはいられませでした。
観ているだけの私が先に諦めてテレビを消してしまったというのに・・・。二人の心は全く折れていなかったのです。今回の二人の姿を見て、私も「一度の失敗で諦めずに最後まで頑張ろう。」という活力を分けてもらえました。簡単に諦めてしまった自分を反省し、同時に大きな勇気をもらえました。
素晴らしいオリンピックを観ることができ、たくさんの感動を与えてくれたことに感謝しています。選手の皆様、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
前回の通信176号で、大竹しのぶさん主演ミュージカル『ピアフ』のストーリーとエディット・ピアフの代表曲が『愛の讃歌』とご紹介させていただきましたが・・・
まさかこのタイミング? といった感じで・・・・
今回のオリンピックで、フィギュアの坂本花織選手が、フリーの演技に使用した曲が『愛の讃歌』だったのです。テレビの画面からその曲が流れた瞬間、驚きとご縁を感じてしまいました。
